メニュー 閉じる
この作品を視聴するには寄付(視聴権の購入)が必要です。
※配信期間:8/16~9/15まで(終了しました)
※配信期間:8/16~9/15まで(終了しました)

Life 生きてゆく

LIFE -The untold story of the Fukushima Evacuation Zone-
制作年:2017年 / 上映時間:115min

あらすじ

2011年3月、福島第一原発の北22kmで津波に見舞われた福島県南相馬市萱浜(かいはま)地区。消防団員の上野敬幸さんは、両親と子供2人を津波で流された。そして、捜索の最中に福島第一原発が爆発。市民は一斉に避難を始め、警察も自衛隊も来ない。上野さんは避難を拒み、捜索を続けた。長女・永吏可ちゃん(8歳)を瓦礫から発見し、遺体安置所まで抱いて運んだ。長男・倖太郎くん(3歳)は行方不明のまま。変わり果てた故郷には、上野さんの被災した自宅だけが一軒、遺されていた。「ずーっと、置いてきぼりだ。ここは。」そう語る上野さんの独白と共に、物語は始まるー。
福島県沿岸部にある原発周辺の町では、行方不明者が見つかる可能性の高い瓦礫が手付かずのまま残されてきた。そして、いくつもの遺体が瓦礫の中から見つかっている。捜索を続ける傍らで上野さんは、守れなかった子ども達のために、自分に出来ることを問い続ける。そして、集落が根こそぎ流された故郷・萱浜に菜の花の種を蒔いた。
「天国の人達を安心させたいから。」ここに再び、笑顔を取り戻そうと心に決めた。
一方、震災後に生まれた上野さんの次女・倖吏生(さりい)ちゃんは4歳になり、会ったことのない兄姉への想いを募らせる。上野さん自身は、亡くなった子ども達の面影を追い求め、上野さんの妻は、悲しみを押し殺し、子供たちへの想いを胸の奥深くに押し込んで日常を送る。そして進む“復興”の中、遂に上野さんは苦渋の決断をくだす。
これは、過酷な運命に抗おうと、懸命に生き続ける家族の“命”の物語である。

キャスト

上野敬幸 / 上野貴保 / 上野倖吏生 / 木村紀夫

スタッフ

監督名:笠井千晶
音楽:Steve Pottinger
タイトル題字:優和恵

備考

あいち国際女性映画祭2017 長編フィルム部門ノミネート
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017 ともにある Cinema with Us 招待上映
座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル vol.9 コンペティション部門 入賞
第5回 山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞

笠井 千晶(監督)
映像ディレクター/ジャーナリスト

<経歴>   
【職歴】/ 静岡・名古屋でテレビ局報道記者・報道ディレクターとして計15年勤務。在職中は、ニュース番組、ドキュメンタリー番組の制作に携わる。
2015年に独立し、フリーとなって以降は、テレビだけでなく、映画やネット配信など様々な形でドキュメンタリー作品の制作を続けている。
【震災後の東北にて】/2011年、東日本大震災後の東北で撮影開始。名古屋のテレビ局の報道現場で働きながら、毎月休日に一人で、名古屋から東北を100回以上訪問。福島県南相馬市を拠点に福島第一原発30km圏内での記録を継続している。2015年の独立を機に、映画制作を開始。2017年には、初の長編ドキュメンタリー映画「Life 生きてゆく」を完成・公開した。

<受賞歴>
・2004年度 日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組部門最優秀賞
・2006年度 「地方の時代」映像祭優秀賞
・2009年度 平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞
・2010年度 石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞
・2015年度 ギャラクシー賞奨励賞 
・2018年度 第5回 山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞